オーストリアで最も優れたワインと呼び声高い
生産者による銘醸畑の肉厚グリューナー

黄色い果実、梨の果実と白い花などの香りに加え、
多層にわたるエキストラクトのフレーバー。

しっかりとした酸を抱えつつ、
銘醸畑ラムらしいふくよかなボリュームと
果実味によるあたたかみを感じます。

長期熟成のポテンシャルも感じさせる、
上質な白ワインです。

■産地：オーストリア　カンプタール
■品種：グリューナーフェルトリーナー100%
■タイプ：白・辛口

■その他：
2、3年使用した300Lのオーストリア産オーク樽で発酵
（一部アカシア新樽を使用）
5～10％の澱とともに2500Lのオーク樽またはアカシア樽で熟成

銘醸畑「ラム」

ラムは、石灰を含む粘土とシルトの上に
レスが覆われた南向きの斜面に位置し、
最も暖かいハイリゲンシュタインの東端に接しています。

ラムはワイン生産地域で最も暑い場所の1つで、
名前はおそらく粘土の方言ロームに由来し、
土壌の粘土含有量が高いことを示しています。

土壌は石灰質のローム質砂質シルトで、
ハイリゲンシュタイン付近の高地では
低石灰質のシルト岩と砂岩が見られます。

ここで育つブドウは成熟度と凝縮度が高く、
この畑で特に重要なグリューナー・ヴェルトリーナーは、

特徴的な軽さとピリピリ感は控えめで、
あたたかみ、力強さ、厚みが際立ちます。

気候

カンプタールは冷涼な気候にあります。
北にあるマンハーツベルクや、
ワインフィアテルの高台から
吹く冷たい風と、東から吹く
パノニア気候の温かい風が
カンプタールで出会います。

これにより日中は温かく高い温度ですが、
夜になると冷え込みます。
この寒暖差が葡萄の皮を厚くさせ、
アロマと酸が葡萄の実に蓄えられます。

カンプタールの微気候（マイクロクライメット）は、丘毎に異なります。
標高は海抜200m～500mに及びます。
丘の間にある小さい渓谷は高原からの
冷気を畑に夜間吹き下ろさせる
チャネルとなります。

ブリュンデルマイヤー / Bründlmayer

『ワインプロフェッサー』の異名を取り、研究熱心な事で知られるヴィリー・ブリュンデルマイヤーは、若い頃フランスで修行を重ね、最新の醸造技術を学びました。

収得した剪定法やリラ方式(オーストリアでは初めての方法、一本のブドウ樹をY字型に上方に伸ばす事で光と空気の通りをよくし高品質の葡萄を育てる)と呼ばれるブドウ栽培法、無農薬栽培を実践。

セラーでは制限的な醸造を行ない最近の傾向としては、ボディのしっかりとした凝縮感のあるワインを造りだしています。

近代的な設備を駆使して、洗練された味わいのあるワインを生み出していますが、ヴィリー氏が目指しているのは研き抜かれたハイテクワインの生産ではありません。

ブドウ畑とセラーにおける妥協のない品質追求により、世界で競争可能なトップクオリティーのワインを生産することが可能であることを証明し、今ではあらゆる面においてオーストリアのワインシーンにおけるリーダー的存在になっています。

（インポーター資料より転載）

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