実はボトルの中身は、2011年と2012年！
この価格で10年以上の長期熟成スパークリングです！

実はワイナリーのミスで、ヴィンテージ毎に管理していた
ボトルを混ぜてしまい、栓を開けないとどちらのヴィンテージ
なのか分からない状態にしてしまいました。

このキュヴェは、2つのヴィンテージのどちらかが分からない
という意味で、ノンヴィンテージ表記となっています。

通常のキュヴェとは異なるため、売り切るまで、
現地での価格は、値上げを控える良心的な生産者。

為替の変動こそありますが、10年以上の熟成に至っても、
昔の値段なので、飲み手としては有難い限りです。

熟成による柔らかさと複雑味は、この価格帯で滅多にお目にかかれません。
ぜひお試し下さい。

その造りは、シャンパーニュと同じ、丁寧な瓶内二次発酵！

充分な果実味と美しい酸を得るため、
早朝の涼しいうちに手摘みにて行います。

贅沢にフリーランジュースのみを使用し、
品種ごとに分け、全房100％使用して
一次発酵をステンレスタンクにて行います。

シャンパーニュ製法（MCC）で熟成、
瓶内二次発酵は36カ月間に及び、
じっくり澱と共に寝かせます。

非常に繊細な泡が立ち上り、
焼き立てのブリオッシュやビスコッティなどの
エレガントな酵母由来のアロマがあります。

シャルドネ由来の繊細さと、ピノノワールの
優雅さのバランスが非常によく、
長期熟成ならではのクリーミー泡立ちと
余韻を楽しめるフルボディのMCCです。

■産地：南アフリカ・ステレンボッシュのフォルス・ベイ
■品種： シャルドネ60％、ピノノワール40％
■タイプ：白泡・辛口
■ドサージュ：4ｇ/L　残糖分：3.4g/L

クライン・ザルゼ・ワインズ/Kleine Zalze Wines

文献によると、南アフリカにおいて
最初にワイナリーが誕生したのは1685年。
ここ『クライン・ザルゼ』もワイナリーとしての記録は古く、
1695年のステレンボッシュ市の税金徴収書類に、
ドイツ人オーナーの名前とワイン700本分の
税額の記録が残っています。
（ワイナリー名の「Zalze」はドイツの地名が由来）

現在の当主はバッソン夫妻で、彼らは1996年に
このワイナリーを買い取りました。
購入当時は大変小さなワイナリーでしたが、
コバス氏は綿密な地質調査を行い、この地域と
土地のテロワールがブドウ栽培において
大きな可能性を秘めていることを確認し、
徐々に自社畑を増やし、事業拡大へ舵を取りました。

フルーツをきちんと感じるエレガントスタイルを目指し
南アフリカに適したクローンへの植え替えや、
クレイポット（アンフォラ）での醸造など
新たな取り組みにも力を入れています。

今では敷地内にホテルやレストランを備え、
産出するワインは数々のコンクールで賞を
獲得しています。

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