リースリング アハライテン スマラクト 2022 プラーガー/Riesling Ried Achleiten Prager/オーストリア白
【ワイナリー紹介】
プラーガー醸造所は昔からの良き伝統を育み、後世に継承してきました。
何世代にもわたり、葡萄栽培を行ってきたプラーガー家には、
ミハエルボイエン修道院の世襲書状の原本が保管されており、1366年には
『リッツリング』『ヒンターデアブルグ』『レーバー』という三つのブドウ畑が存在した
と記載されています。
そして、これらの畑は現在プラーガー醸造所が所有しています。
プラガー醸造所の発展の立役者であるフランツ・プラーガー氏は、
ヴァッハウ地方の葡萄栽培第一人者であり、1983年の「ヴィエナ・
ヴァッハウ」協会の設立に大きく尽力した人物です。
現在、同協会の貢献により、ヴァッハウはワイン栽培地域として
オーストリアで特別な地位を得るに至りました。
1988年にはこの地域の保護協会会長も兼任しています。
そして、90年代からは娘のルイゼ女史とその夫、トニー・
ボーデンシュタイン氏がワイナリーの品質を管理する役割を担っています。
【ワイン造り】
土壌博士の呼び名で知られる、トニー・ボーデンシュタイン氏は
「ワインとはブドウ畑を表現したものでなければならない」をモットーに、
それぞれの畑が持つ、時には対象的ともいえる個性、
独特の土壌および繊細なミクロクリマ等を生かしたワイン作りを行っています。
異なる畑から作られるワインは、それぞれ微細ながらも個性的な
違いを有します。
また、ブドウ畑と醸造所における作業において、伝統的手法を
踏襲するだけでなく、必要と思われる最新技術も取り入れながら、
常に品質向上を目指して努力が繰り返されています。
【新たなワイン造りへの取り組み】
プラーガーワインの特徴は、果実香に富み当地のテロワールを
反映した独特なストラクチャーにあります。
銘酒フェーダーシュピール(12%vol)、およびスマラクト(13%vol)に
代表されるようにドライで完全発酵させたワインが大部分を占めています。
最大限の可能性を常に追求する努力の結果、アウスレーゼから
トロッケンベーレンアウスレーゼまでのあらゆる品質等級の
プレディカートワインを取り揃えています。
他に類を見ない独特のテロワールを持つこの土地で、
ワイン生産を行っていくということは、伝統を踏襲することと同時に、
新しい課題に取り組むチャレンジをも意味します。
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