ブランドブラン エクストラブリュット トマ シュルラン/comte de Cheurlin blace de blanc extra brut thomas cheurlin /シャンパーニュ
果実の膨らみを感じるブランドブラン
その秘密は「本当の白」が原料であること
シャンパーニュの代表的品種と言えば、シャルドネ、ピノノワール、ピノムニエ。
これら3大品種に加え、全体量の1%にも満たない5つの品種が存在します。
ピノブラン、ピノグリ、プティメリエ、アルバンヌ、ヴォルティス。
この存在は、まぎれもなくシャンパーニュの多様性であり、未来の可能性です。
地球規模の気候変動が起こる中で、3大品種にも変化が起こるかも知れません。
これまでブランドブラン=シャルドネが常識でした。
シャルドネの個性である、シャープで豊富な酸味ゆえに、ブランドブランはキレが特徴と捉えられました。
が、ブランドブランでありながら、シャルドネでなければどうなるでしょうか?
シャンパーニュ地方では別名「Blanc Vrai=本当の白」
と呼ばれるピノブランと言う品種の特性
ピノブランは、ピノ・ノワール種が突然変異したピノ・グリ種が更に変異した白ブドウ品種と言われ、19世紀にブルゴーニュで発見されました。
緑がかった黄色い果皮、林檎や柑橘類と白い花のアロマ、非常に柔らかい果実味が特徴。
この品種の主要産地であるアルザス地方では、スパイシーかつスモーキーなニュアンスを含んだボディ感のあるクレマン・ダルザスを造るための品種としても使用されています。
味わいの特徴として、元々がピノノワールであっただけに、果実の厚みがありますが、同時に白葡萄ならではの酸味も得る事ができ、白葡萄と黒葡萄の良い所を併せ持っています。
ワイナリー・シュルラン
1788年、カトリック司祭のシュルランがこの地でシャンパーニュを造った事が、その後のワイナリーの基盤となりました。
2世紀もの間家族へと引き継がれ、上質で高評価のシャンパーニュを造り続けています。
ワイナリーがあるのは、シャンパーニュ南部オーブ県に位置するコートデ バール地区です。
“自然環境に配慮した栽培と醸造” を基本理念とした 全フランス規模の団体、テラヴィティスの厳しい基準を遵守し、純粋に丁寧に高品質のシャンパーニュを生み出しています。
■産地:フランス、シャンパーニュ
■品種:ピノブラン60%、シャルドネ40%
■タイプ:泡・辛口