コッリ・トルトネージ・コルテーゼ/Colli Tortonesi Cortese/イタリア白
イタリア、ピエモンテ州の隠れた銘酒、
コッリ・トルトネージ・コルテーゼ
イタリア北西部、ピエモンテ州の南東部に位置するコッリ・トルトネージ地区で造られます。
この地域は、アルプス山脈の麓に広がる丘陵地帯で、昼夜の寒暖差が大きく、ブドウ栽培に適したテロワールを誇ります。
コルテーゼ種を100%使用。
ピエモンテ州を代表する白ブドウ品種の一つで、特にフレッシュさと酸味に富んだワインを生み出します。
フレッシュなアロマとミネラルが織りなす、
爽やかな白ワイン。
緑がかった淡い麦わら色。柑橘類(レモン、グレープフルーツ)や青リンゴ、洋ナシなどのフレッシュな果実のアロマに加え、白い花(アカシア、サンザシ)や、ほのかにアーモンドのようなニュアンスも感じられます。
口に含むと、コルテーゼ種特有のシャープで心地よい酸味が広がり、豊かなミネラル感と相まって、非常にドライでキレのある後味が特徴です。
フレッシュな果実味とバランスの取れた酸が、すっきりと爽やかな印象を与えます。
ステンレス製タンクで低温発酵させることで、コルテーゼ種の持つ繊細なアロマとフレッシュさを最大限に引き出しています。
お料理との合わせかた
魚介類全般(特に白身魚のグリル、カルパッチョ、シーフードサラダ)、貝類、生ハム、フレッシュチーズ、天ぷらなどの和食とも相性が良いです。食前酒としても最適です。
■産地: イタリア ピエモンテ州
■品種: コルテーゼ
■タイプ: 白
■容量: 750ml
地葡萄コルテーゼとは
イタリア北西部ピエモンテ州を代表する白ブドウ品種の一つで、特に「ガヴィ (Gavi)」というD.O.C.G.(統制保証付原産地呼称)ワインの主要品種として世界的に有名です。
コルテーゼは、17世紀にはすでにピエモンテ州で栽培されていたという記録が残る、非常に歴史ある土着品種です。
現在、主にピエモンテ州( 最も重要な栽培地域であり、特に南東部のアレッサンドリア県、その中でもリグーリア州との州境に近いガヴィ地区)が有名です。
ガヴィ地区は粘土石灰質に凝灰岩が混ざる土壌で、昼夜の寒暖差があり、アペニン山脈からの雪解け水、そして温暖な海風がブドウ栽培に適した独自のテロワールを形成しています。コッリ・トルトネージもピエモンテ州内の重要な産地の一つです。
ロンバルディア州、ヴェネト州、リグーリア州。 これらの地域でも少量ながら栽培されており、それぞれ異なるテロワールから個性的なワインが生まれています。
ブドウ品種の特性としては、果皮が薄く、やや金色がかった緑色をしています。
糖分と酸のバランスに優れており、特に高い酸が特徴です。この高い酸が、ワインの清涼感やキレのある味わいに貢献します。
コルテーゼから造られるワインは、一般的に辛口のスティル白ワインが主流ですが、酸が豊富なためスパークリングワイン(スプマンテやフリッツァンテ)にも適しています。
柑橘類(レモン、ライム、グレープフルーツ)や青リンゴ、洋ナシのようなフレッシュで爽やかな果実のアロマが中心です。
後味はドライで、心地よい苦味が余韻を引き締めます。