カペリティフ A.A.バーデンホースト /A.A.badenhorst Caperitif/南アフリカ・ヴェルモット

シュナンブラン(白ワイン)をベースに35種類ものボタニカルやフレッシュな果物を浸漬して造る、ヴェルモット
シュナンブランをベースに35種類ものボタニカルや
フレッシュな果物を浸漬して造る、
古くからの製法を用いたヴェルモットです。
ボタニカルの中には“フィンボス”と呼ばれる
西ケープ州にしか自生していない
ハーブや植物も用いられています。

カルダモンやクローブ、シナモン、陳皮などの
スパイスやカモミール、ミントなどのハーブや
お花の香りが溢れ出てきます。
アルコールの高さをそれほど感じない飲み口で
甘みもさらっとしています。
そのままはもちろん、ロックやソーダ割もおススメです。

カペリティフとは
1800年代後半、金やダイヤモンドの発掘で
富を得た時代に、アペリティフとして飲まれ、
当時のバーテンダーに大きな影響を与え、
多くの人に楽しまれていたケープタウン
オリジナルのアペリティフです。
その後剤を廻る抗争により大きな戦争が起こり、
その背景やレシピすら消滅してしまいました。
そのころのレシピの文献を知る
デンマークのミクソロジストと、
バーデンホーストファミリーが出会い、
当時のレシピの再現に成功し、
復活劇を遂げた唯一無二のヴェルモットです。

ロット・ナンバー&シリアル・ナンバー
毎年その年の最適な季節の植物を用いて仕込むため、ロット・ナンバーが付けられています。
生産量も極少量に限られているため、
ラベルにはシリアル・ナンバーが付いています。
■産地:南アフリカ 西ケープタウン州 スワートランド
■品種:シュナン・ブランをベースに35種類のボタニカルやフレッシュな果物
■アルコール度:17.5%

A.A.バーデンホースト/A.A.badenhorst
自称「イケメン且つダイナミックさを持つ男」と
豪語するバーデンホースト家のいとこ同士、
へインとアディが、スワートランドに本拠を置き、
共同オーナーを務めるワイナリーです。
彼らは2008年に、1930年代まで使われて
そのまま放置されていた醸造所を含む
60haの農園を買い取りましたが、
その内28haはブッシュヴァイン(自根)です。
1950~60年代に植えられたシュナンブラン、
サンソー、グルナッシュをメインに
様々なブドウ品種を灌漑無し、
ビオロジック栽培にてブドウ栽培をしています。
北、西、南側の斜面にそれぞれの
品種が植えられており、
同じ品種でも日照時間等で異なる味わいを
最終的にブレンドするなどして、
味わいのバランスを取っています。
土壌の種類は3種類の異なる花崗岩と、
表層には粘土質土壌、場所によって
頁岩が含まれていることもあります。

彼らの祖父は46年間農家を務め、
その息子たちもその農家を継いだ生粋の農家一家。
祖父の口癖だった
「当時は信号機もほとんどなくて、
ヒッピーがまだたくさんいた時代で、
よく採れたての野菜とサンソーで乾杯したものだ」
という思いを大切に、その時代を取り戻すかのように、
彼らは自然と調和した生活を送っており、
その一環の中でナチュラルなワイン造りを行い、
全てのワインを全房発酵、清澄無し、
酸化防止剤も必要最低限しか使用しません。