メストレ・ダニエル ターリャ・ティント/XXVI Talhas Mestre Daniel Talhas Tinto【ポルトガル赤ワイン】
¥4,527
税別
¥4,980
税込

驚くほど滑らかな質感に驚く
2000年前から続く至極のナチュラルワイン
ポルトガルで2000年前から続く、伝統的なターリャワイン。
紀元前のワイン造りはアンフォラ(ターリャ)を使った製法でした。
しかし、時代と共に木樽がワイン造りに
使われるようになり、多くの国ではアンフォラの
ワイン造りは廃れてしまいました。
ところが、ポルトガルのアレンティージョと
ジョージアでは、この古代の伝統が途切れることなく
現代まで残り続けたのです。
流行で始めたワインではなく、代々受け継がれた本物の味です。
アレンテージョは暑い産地で、通常の造りをすると
パワフルでフルボディのスタイルの赤ワインになりますが、
ターリャで造ると滑らかで軽やかなスタイルに。
逆に白ワイン=オレンジワインなので、通常のワインより
ボディのある、ふくよかで複雑な味わいのスタイルに。
赤と白のスタイルが逆転する面白さもターリャワインの魅力です。

ターリャでのワイン造り
ターリャの大きさは物にもよりますが、
大きい物だと2メートル以上、重さは500キロ。
既に、この大きなアンフォラであるターリャを
造れる職人が消え、100年以上も前から
何世代にも渡って、同じターリャを大事に使っています。
9月に収穫されたブドウはすぐにワイナリーに届けられ、
果汁、果皮、さらには茎の一部もターリャに入れ、
自然の酵母により発酵させます。

ターリャが開栓されるまで、発酵中は1日に2回ワインを攪拌します。
(攪拌しないと、発生する炭酸ガスでターリャが割れる!)
室温のコントロールや攪拌作業以外は全て自然に任せ、
6か月のスキンコンタクトの後ワインへと変わります。
動画でも造り方をご覧いただけます!
ターリャ・ティント
生産本数:2500本(日本入荷230本)
畑は1か所の混植畑から手摘みで収穫。
色調は紫がかった明るいガーネット。
芳香でレッドチェリーやクランベリーの
コンフィのような果実香に、野ばらの花、
紫の紫蘇ジュースやローズヒップ、
ほのかにブラックペッパーや
ピンクペッパーなどのスパイス、
鉄様のミネラル香などが調和しています。
味わいはまろやかで柔らかな果実味から、
フレッシュでシャープな印象の酸味が広がり、
タンニンはソフトで、余韻にも紫蘇ジュースの
フレイヴァ―が爽やかさとともに持続します。
アルコール度数が低く、タンニンがマイルドな
ターリャ赤ワインは、焼き鳥など甘味のある和食にも自然になじみます。
現地では地元料理でもあるチョリソー、サラミ、
ソーセージなどと良く食べられます。
野菜や魚の濃いめの味付け、ポン酢を添えた
ブリのしゃぶしゃぶ、チキン等白身肉あっさりとした味付け、
パスタやピザなどトマトソース系にあわせて。
■産地:ポルトガル
■品種:トリンカデイラ、アラゴネス、ティンタ・グロッサ
■タイプ:赤・ミディアム
■容量:750ml

26ターリャ/XXVI Talhas
ポルトガル南部アレンテージョ地域。
素晴らしいターリャワインを造るグループがあります。
彼らの名前は「26のターリャ」を意味するXXVI Talhas。
その名の通り、彼らのワイナリーには26個のターリャが並んでいます。
その一つ一つがとても古く、一番古いターリャは
今では大変貴重で珍しく、1846年に造られたものです。
グループのメンバーの一人が、祖父のワイナリー、
「Mestre Daniel(メストレ ダニエル)」を2018年に引き継ぎ、
4人の生産者が先祖代々受け継ぐ26個の希少なターリャを集めて、
世界に発信する素晴らしいワインを造ろうと
立ち上げた小さな実力あるワイナリーです。

Mestre Danielのブドウを使い、100年以上の歴史を持つ
ターリャで醸造されるナチュラルで高品質なワインは、
今では国際的に高く評価され世界中から注目を集めるように。

XXVI Talhasでは、古代から続く伝統的な方法を踏襲。
無農薬栽培した樹齢40年以上のブドウを手摘みで収穫。
自然の力を最大限生かすため、収穫時期の見極めが重要。
ブドウのフレッシュさをワインへと活かすため、
9月の最初の2週間の間に、朝のうちに収穫を終えています。
その後ターリャで発酵・醸造、瓶詰までをすべて手作業で行っています。
ターリャワイン独特の複雑なアロマと快活なフレッシュ感は
「XXVI Talhas」がつくるワインの特徴です。
