スパークリングワイン ジョアン・パト /Joao Pato Sparkling Wine/ポルトガル・スパークリング

品種とテロワールの個性そのままに
ナチュラルな濁りスパークリング
父ジョアン・パトへのオマージュを込めて
リリースされたルイス・パトの新たなレンジ、
「ジョアン・パト」。
ワインは人の介入を最小限に、
自然に任せた造りで造られています。
自社畑のブドウは手摘みで収穫後、
破砕・プレスし、ステンレスタンクへ。
自然の温度で自生酵母による発酵が始まり、
約3週間の発酵後、清澄や濾過を行わず、
酵母を加えボトリングされます。
瓶内2次発酵を行い1年瓶熟成したのちリリース。
デゴルジュなし、ドサージュなし。
澱引きせずに味わいをそのまま表現した
濁りスパークリングワイン。
とてもナチュラルで心地よい味わいです。
レモンやオレンジ、マスカットなどの
新鮮なフルーツを思わせます。
アフターには果実の甘みも感じさせてくれます。
僅か6,000本の生産。
■産地:ポルトガル・バイラーダ
■品種: マリアゴメス
■タイプ:白泡・辛口
■残糖度:6g/L
マリアゴメス
別名:フェルナン・ピレスポルトガルで最も栽培量の多い品種の一つで、
非常にアロマティックなのが特徴。
レモン、ライム、バラ、オレンジを
想わせる豊かな香りがあり、アロマティック。
辛口から甘口まで様々なスタイルのワインが造られます。

ジョアン、ルイス、マリアと続くイノベーションの潮流
1970年、ジョアン・パトがバイラーダ地区で
自社製造のワインを自らボトリングして販売を開始。
それはバイラーダ地区では初めての試みでした。
その息子ルイス・パトは当時化学薬品会社の
技師として働いていましたが、
1983年にジョアンを引き継いでワイン造りを開始。
ルイスはバイラーダのワイン造り、特に
この地の伝統的なブドウ品種バガ種の
可能性に着目し、それまで粗削りだった
バガのワイン造りを新たな視点で挑戦。
2000年には世界的な評価誌、
ワイン&スピリッツ誌の年鑑で
ポルトガルのトップ生産者に位置づけられ、
同時に彼の造るバイラーダのバガ種の
ワインもポルトガルを代表する
プレミアムと評価されるようになりました。
2004年には英国の評論家
ジャンシス・ロビンソンがルイス・パトを
ヨーロッパのトップ25ワイナリーに選出。
ルイスの娘、マリア・パトは父親から
この偉大なワイナリーを引き継ぐべく、
現在ルイスとともにワイン造りを行っています。

ジョアン・パト/Joao Pato
マリアの祖父ジョアンが現在のルイス・パトの
原点になっていることに着目し、
ジョアン・パトへのオマージュを込めて
リリースされたルイス・パトの新たなレンジ、
「ジョアン・パト」。
バイラーダ地方の固有品種とその海から
影響を受ける特異なテロワールを表現、
よりナチュラルなワインを目指し、
ワイン造りにおいて人的な介入は
最小限に抑えられています。
バイラーダのワイン造りの基準に縛られず、
固有品種こそがバイラーダワインになりえる
との考えから、全てバイラーダの自社畑、
主に砂地土壌のAmoreira da Gandaraと
石灰粘土土壌のOis do Bairroの二つの畑で
バイラーダの固有品種のブドウから造られています。
因みにエチケットに描かれたダックマンは、
祖父ジョアン・パトがダックマンに身を変えて
この世に現れワイン造りを行うという
メルヘンかつ少しシュールな設定から来ています。