ボンヌ・マール グランクリュ 2011ピエール・ネジョン【バックヴィンテージ】/Pierre Naigeon Bonnes Mares Grand Cru

テロワールの表現にこだわり
僅か0.5haから生み出される特級ワイン
ブルゴーニュ特有の土壌の多様性や
ミクロクリマの差異を、パーセルごとに
収穫・醸造することでワインに表現する
ピエール・ネジョン。
今回入荷したボンヌ・マールは、
シャンボール・ミュジニィ側上部の斜面の
わずか0.5haの畑。
力強さの中のピュアな果実味が飲む者を魅了するワインです。
■産地:フランス ブルゴーニュ地方
■品種: ピノノワール
■タイプ:赤・フルボディ
ピエール・ネジョン/Pierre Naigeon
1890年からジュヴレ・シャンベルタンに
本拠地を構えるネジョン家。
現当主は5代目に当たるピエール・ネジョン氏です。
当初は小規模なワイン生産者でしたが、
祖父母の代にワイン商を始めたり、
素晴らしい畑を入手したことで
少しずつドメーヌは成長し、それらは
父ジャンからピエールへと受け継がれました。
ピエールが当主になると、天性のセンスと
持ち前のバイタリティでドメーヌを
大きく発展させ、畑も現在の11.5haにまで拡大。
彼のワインは、素晴らしい香気に満ち、
繊細さと力強さを兼ね備えています。
早くから楽しむこともでき、なおかつ
熟成のポテンシャルも十分あるワインを造っています。
次の世代に繋げる貴重な遺産”ブドウ畑”を徹底管理
基本的には樹の植替えはしない方針で、
平均樹齢50年以上の古木が植えられた畑では、
植物の育成サイクルを尊重した手入れを行ないます。
現在はビオディナミを実践。
ブドウ木の自然な生命力や成長を育みつつ、
畑の管理に細心の注意を払って
ブドウを栽培しています。
収穫時には健全で最も適した熟度のものを
厳しく選果しています。
テロワールの特徴を最大限に表現したワイン造り
ドメーヌでは、ブルゴーニュ特有の
土壌の多様性やミクロクリマの差異を、
パーセルごとに収穫・醸造することで
ワインに見事に表現しています。
現在53アイテムを製造。
ピュアな果実味と細やかで優しいタンニンの
表現にこだわったワイン造りを行なっています。
醸造は、低温浸漬、自然酵母を用いた低温発酵。
キュヴェによって新樽20~100%で熟成します。
果汁循環なし、櫂入れもほとんど行ないません。
出来る限り手を加えないワイン造りがドメーヌのモットー。
ワイン造りはよりナチュラルに、
そしてさらなる発展にますます意欲を燃やすドメーヌです。