ハシュミ・サペラヴィ クヴェヴリ テリアニ・ヴァレー/Teliani Valley Khashmi Saperavi Qvevri/ジョージア赤

ジョージア古来の醸造が息づく深遠な赤
悠久のワイン造りの歴史を持つ国、ジョージア。
その大地が育んだ生命力あふれるブドウと、伝統的なクヴェヴリ(Qvevri)醸造が織りなす、テリアニ・ヴァレーの「ハシュミ・サペラヴィ クヴェヴリ」は、ワインの原点ともいえる、奥深く、そして力強い一本です。
クヴェヴリ醸造が引き出すサペラヴィの真髄
この「ハシュミ・サペラヴィ クヴェヴリ」は、ジョージアを代表する黒ブドウ品種である
サペラヴィを100%使用し、土中に埋められたクヴェヴリで醸造されています。
クヴェヴリ醸造では、ブドウの果皮、種、時には梗も一緒に発酵・熟成させるため、
ワインは非常に豊かなタンニンと深い色合い、そして複雑なアロマを獲得します。
サペラヴィが持つ凝縮した果実味と力強さは、この伝統的な製法によって
さらに引き出され、まさに大地のエネルギーをそのままボトルに
閉じ込めたかのような、深遠なワインが生まれるのです。
大地を思わせるアロマと力強い味わい
グラスに注ぐと、ブラックベリーやダークチェリーのような黒系果実のアロマと共に、
スモーキーなニュアンス、土やレザー、そしてドライハーブやスパイスのような
複雑な香りが力強く立ち上ります。
口に含むと、骨格のあるしっかりとしたタンニンが感じられますが、
同時に豊かな果実味と、クヴェヴリ醸造由来の独特の深みが調和し、
なめらかで長い余韻が続きます。
その味わいは、まるでジョージアの広大な大地を思わせる、
力強くも温かみのある印象を与えます。
このワインは、しっかりとした肉料理や、熟成したチーズ、
スパイスの効いた料理などとの相性が抜群で、
食卓に格別の体験をもたらしてくれるでしょう。
テリアニ・ヴァレーの「ハシュミ・サペラヴィ クヴェヴリ」は、
ジョージアのワイン造りの伝統と、サペラヴィという品種の持つ
計り知れないポテンシャルを心ゆくまで堪能できる、記憶に残る一本です。
■産地: ジョージア カヘティ地方
■品種: サペラヴィ100%
■タイプ: 赤 辛口 フルボディ
■製法: クヴェヴリ醸造
■容量: 750ml
■産地:ジョージア ラチャ・レチフミ地方
■品種:サペラヴィ100%
■タイプ:赤・ミディアムフルボディ

テリアニ・ヴァレー/Teliani valley
ワイナリーの歴史は19世紀に遡り、皇帝の兄弟であるミハイル・ロマノフにより、ワイナリーの建設を命ぜられたことから始まります。
1880年代にはボルドーから醸造家が招かれ、ジョージアのブドウ品種とヨーロッパのワイン造りのテクニックを組み合わせる実験を始めました。
また、ジョージアでフランス品種のブドウ栽培もスタート。
1893年にはカベルネソーヴィニヨンから造ったワインを当時の皇帝に献上。
大いに賞賛されジョージアで確固たる地位を築くこととなりました。
現在は、ジョージアの伝統的な手法とヨーロッパの手法の両方に従って、古代のブドウ品種から造られたワインを提供しています。
